睡眠時無呼吸症候群(SAS)②|大濠公園駅近くの内科・アレルギー科・泌尿器科|小林大濠公園クリニック

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)②

睡眠時無呼吸症候群(SAS)②|大濠公園駅近くの内科・アレルギー科・泌尿器科|小林大濠公園クリニック

2026年5月02日

こんにちは。

今回は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の合併症について紹介します。

■3つの主な合併症リスク🚨

1.高血圧・脳卒中
呼吸が止まるたびに交感神経が興奮し、血圧が急上昇します。SASがある人は、健康な人に比べ脳卒中のリスクが約3倍に上昇すると言われています。

2.心疾患(心筋梗塞・不整脈)
酸素不足を補おうとして心臓が過剰に働き、大きな負担がかかります。重症の場合、心血管疾患での死亡率が数倍高まるというデータもあります。

3.糖尿病
睡眠の質が下がると、血糖値を下げる「インスリン」の働きが悪くなり、糖尿病の発症や悪化を招きます。

<その他のリスク>

認知症:慢性的な脳の酸欠や睡眠の分断が、認知機能の低下を早める可能性あり。

精神疾患(うつ病・不安障害):睡眠の質が下がり、メンタルヘルスに悪影響を与える。

交通事故・誤嚥性肺炎:日中の強い眠気が大事故を招くほか、高齢者の場合は嚥下機能が乱れ、肺炎のリスクが約1.8倍になる。

※過去には、高速バスの運転士がSASによる居眠りで大規模な追突事故を起こし、多くの死傷者を出したケースも …😲

■放置した場合の生存率 

米国で行われた研究では、中等症〜重症のSASを治療せずに放置した場合、8年後の生存率は約6割(10人中約4人が亡くなる)という衝撃的なデータが出ています。

しかし、CPAP治療(経鼻的持続陽圧呼吸療法)を適切に行えば、生存率は健康な人とほぼ変わらない水準まで改善することが証明されています。

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