突然の激痛…「尿管結石」|大濠公園駅近くの内科・アレルギー科・泌尿器科|小林大濠公園クリニック

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突然の激痛…「尿管結石」

突然の激痛…「尿管結石」|大濠公園駅近くの内科・アレルギー科・泌尿器科|小林大濠公園クリニック

2026年7月08日

尿管結石は、尿の通り道にシュウ酸カルシウムや尿酸などの成分が結晶化して固まったもの(石)が詰まる病気です。生涯のうちに男性の約7人に1人、女性の約15人に1人が経験すると言われており、決して他人事ではない身近な疾患です。(尿路結石症診療ガイドライン 第3版 2023年版より)


尿管結石とは?なぜそんなに痛いの?
結石とは、尿に含まれる成分が固まってできた「石」のことです。これが腎臓から膀胱へとつながる細い尿管に詰まると、尿の流れがせき止められてしまいます。
行き場のなくなった尿が腎臓に逆流して内圧が急上昇したり、石を押し出そうと尿管が激しく痙攣したりすることで、腰や脇腹、下腹部に激しい痛みが走ります。痛みのほかにも、以下のような症状がでることがあります。
・血尿(尿に血が混じる、コーラのような色になる)
・頻尿・残尿感(何度もトイレに行きたくなる)
・吐き気・嘔吐(強い痛みによる自律神経の乱れ)


このような症状がみられたらすぐに受診を!
痛みに加えて「高熱(38度以上)」や「激しい嘔吐」がある場合は、腎臓に細菌が感染して重症化している(急性腎盂腎炎など)危険性があります。放置すると命に関わることもあるため、夜間や休日であっても、速やかに救急外来や泌尿器科を受診してください。


結石ができる原因
尿管結石ができる原因は、「尿の濃縮(水分不足)」と「食生活の乱れ」です。
1, 水分の不足:汗をかいて体内の水分が減ると、尿が濃くなり成分が結晶化しやすくなります。
2, シュウ酸の摂り過ぎ:結石の約8割は「シュウ酸カルシウム」という成分です。ほうれん草、お茶(紅茶・緑茶)、コーヒー、チョコレート、ナッツ類にはシュウ酸が多く含まれています。
3, 動物性タンパク質・塩分の摂り過ぎ:お肉や塩分の多い食事は、尿中のカルシウムや尿酸を増やし、結石を作りやすくします。


クリニックで行う検査と治療
当院では、尿検査で血尿の有無を調べるとともに、超音波検査やレントゲン、CT検査(他院紹介)などを行い、結石の大きさや位置を診断します。
・小さな結石(数mm)の場合
水分を多く摂り、薬で尿管を広げたり痛みをコントロールしながら、自然に排出されるのを待ちます。
・大きな結石や自然排出が難しい場合
体外から衝撃波を当てて石を砕く治療(ESWL)や、内視鏡を使った手術が必要になるため、連携する高度医療機関をご紹介いたします。


予防法
尿管結石は、実は食生活や生活習慣が大きく関係しており、再発率が高いことでも知られています。日頃から次の3つのポイントを意識しましょう。
1, こまめな水分補給(目標:1日2リットル)
尿が濃くなると石ができやすくなります。水や麦茶(シュウ酸が少ない飲み物)を意識して飲みましょう。特に夏場は脱水になりやすいので特に注意が必要です。
2, 「シュウ酸」の摂りすぎに注意
結石のもとになりやすいほうれん草、タケノコ、チョコレート、コーヒー、紅茶などは控えめに。
3, カルシウムは適度に摂る
「石=カルシウム」のイメージから控えてしまう方がいますが、実は逆効果です。カルシウムは腸の中でシュウ酸と結びつき、便として外に出してくれるため、適度な摂取が予防につながります。

まとめ
尿管結石は事前の予防と、万が一のときの迅速な対応がとても大切です。「もしかして…」と思う症状がある方や、以前に結石を指摘されたことがある方は、我慢せずに当院までお気軽にご相談ください。

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