夜間頻尿は年齢のせい?|大濠公園駅近くの内科・アレルギー科・泌尿器科|小林大濠公園クリニック

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夜間頻尿は年齢のせい?

夜間頻尿は年齢のせい?|大濠公園駅近くの内科・アレルギー科・泌尿器科|小林大濠公園クリニック

2026年5月22日

「夜中に何度もトイレに起きてしまい、熟睡できない」
夜間頻尿は加齢のせいだと思われがちですが、実はその裏に生活習慣や他の病気が隠れていることがあります。
良質な睡眠をとるために、まずは原因を正しく知ることから始めましょう。


■夜間頻尿とは
眠っているあいだに複数回トイレへ起きてしまい、睡眠が途切れる状態を指します。男女ともによく見られる症状です。


3つの要因
夜間頻尿の原因は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
1. 多尿・夜間多尿(寝ている間の尿量が多い)
水分の摂りすぎ、高血圧や心機能の低下、糖尿病などが関係しています。
2. 膀胱蓄尿障害(尿を十分に溜められない)
前立腺肥大症や過活動膀胱など、膀胱が過敏になったり、容量が小さくなったりすることで、少量の尿でも尿意を感じてしまいます。
3. 睡眠障害(眠りが浅いためにトイレが気になる)
不眠症などで眠りが浅いと、わずかな尿意でも目が覚めやすくなります。


😲夜間頻尿と「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の関係
実は、夜間頻尿の原因として注目されているのが睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。
寝ている間に呼吸が止まると、心臓に負担がかかり、体内の水分を外に出そうとするホルモンが分泌されます。これにより夜間の尿量が増え、結果として目が覚めてしまいます。
「尿意で目が覚めた」と思っていても、実は無呼吸で眠りが浅くなったために、尿意に敏感になっていたというケースが少なくありません。






■放置することのリスク
夜間頻尿は睡眠不足だけでなく、夜間の転倒・骨折のリスクや、高血圧などの持病の悪化を招く恐れがあります。
特にSASが関わっている場合は、放置すると心血管疾患のリスクを高めることにもつながるため、適切な診断が重要です。
➡️SASについては過去のコラムをご参照ください。




■夜間頻尿を改善するポイント
〇カフェインを控える
カフェインには利尿作用や覚醒作用があります。日中に適量を飲み、夕方以降は控えることで夜間の尿量を減らすことができます。
〇夕方以降の運動
ウォーキング・ダンベル運動・スクワットなどが効果的だといわれています。適度な運動は睡眠の質を高めます。
〇塩分の摂り過ぎに注意
 塩分摂取はのどの渇きにつながり、水分摂取量が増加します。また、夜間頻尿の危険因子である高血圧を招くリスクがあります。


■診断・治療について


排尿日誌: 毎日の尿の回数や量を記録し、原因を探ります。
超音波検査:膀胱の形態や残尿の有無、男性であれば前立腺のサイズも確認します。
睡眠のチェック: SASが疑われる場合には、自宅で実施可能な睡眠検査もご案内可能です。
薬物療法: 膀胱の緊張を和らげる薬や、尿量を調整する薬を提案します。尿の勢いが弱すぎて排尿後の残尿が多い方には、逆に尿の勢いを良くする薬を使用して頻尿の改善を狙うこともあります。

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